馬鹿って言うか、壊れてた
俺
24歳(今年25になる)
中肉中背
見た目はDQNっぽいらしいが、まあ普通の人。
ハーブは嗜む程度にやってる
エリ
25歳(5月に誕生日を迎えてるので、俺とタメ)
やや細身で、肌がメッチャ綺麗だった
声が綺麗
すっぴんは普通、でも化粧映えする顔だと思う
鬱を患っていた事があるらしい
以前は保育園で働いていた
重度のハーブ依存症
もう少し下調べしてから創作してください
俺もそう思ってる。
でも、あれは完全な依存症だと思う。
モノにもよんだろ
ケミカルに漬け込んであるやつはガチでやばい
仕事を退職したばかりの俺は、行きつけの美容院でヘッドスパをしてもらった。
せっかく外に出たので、切らしていたハーブを買いに行こうと思った。
美容院に自転車を置かせてもらい、電車に乗ってハーブ屋のある街まで出かけた。
電車を降りて歩くこと数分、ハーブ屋の入っている雑居ビルの前に着いた。
お前もやってるのかハーブ
店はあるよ、ネットでも。
まるで一昔前の田舎ヤンキーだな
階段を上ってハーブ屋が入っているかいに行くと、
まるで一昔前の田舎ヤンキーだな
ハーブ屋が入っている階まで階段を上って行くと、階段の傍に座り込んでいる女が居た。
ビルの外からもその女が見えて居たので、「どんな女だ?」と思い顔を見てみた。
大人しそうな普通の女…でも生気を感じない目をしていた。
目が合った。会釈をして来た。俺もそれに応えてから店に入った。
なんの成分入ってるかしらないだろ?
警察もわかってないんだぞ
あぶなすぎ
何をしているのか気になったので見てみると、店の中にあった灰皿から吸い殻を取って行ってた。
店員の携帯に電話がかかって来た。まだ何を買うか決めていなかった俺はそれに出るように促し、外に居る女の様子を見に行った。
なんか粉がかかってんだよ
カンナビス?だっけ
薬理作用のあるものを植物片にまぜこんだのが所謂合法ハーブ。
回答サンクス
それが、本当なら何いれてんのかわかんね~じゃねーかよwwwwwww
怖すぎワロタwwwwww
憶測だけど、やっている本人達も何が入っているかわかったもんじゃ無いと理解した上でやってると思うよー。
ゾンビだよ。。。
どうやら店内の灰皿から持って来た煙草の吸い殻の先にハーブを詰めて吸っていたようだ。
「何してんの?」と俺は聞いてみた。
「家出して来ました」とその女は答えた。
よく見るとボストンバッグやボディバッグ、紙袋など、沢山の荷物を足元に置いていた。
そこまで話したところで、ハーブ屋の店員の電話が終わったようなのでもう一度店に入る事にした。
店員に女の事を聞いてみる。
「外に居る女の子は客?それとも関係者?」
「お客さんなんですけど、昨日の夜からずっとあそこに居るんですよー」と、店員は困った様子で話した。
「ここに居たらお店の迷惑にもなるし、移動せんか?荷物を運ぶのは手伝ってやるからさ。なんだったら話も聞くぞ?」
と言うと、あっさりOKした。
「OK、ならちょっと待ってな。」
俺は店の中に戻りハーブを2g購入。店員に女を移動させる事を話した。店員にはメッチャ感謝された。
店の中にも置いてあった女の荷物を外に運び出した。
いま思い出しても凄い量の荷物だった。
「これは女一人じゃ運べんだろう…むしろどうやってここまで運んだのか」と疑問に思ったが、ここまではタクシーで運んで来たらしい。リッチな奴だ。
そして中がパンパンのボストンバッグ、本がいっぱいに入った紙袋、これまた中がパンパンのカゴのようなトートバッグを持ってやり、俺とエリは雑居ビルの階段を降りた。
「さて、どこに行こうか?」
喫茶店やラーメン屋などの飲食店、
ネカフェ、カラオケ、ラブホ、試写室…
流石にハーブでキマッてる女と一緒に普通の店には入り難い。
「ハーブやるなら密室だな、カラオケかホテルにでも行くか。」と提案してみた。
するとエリはすぐ近くにあった試写室に入ろうと言い出した。
入口のところで「すみませーん」と声をかけてみたものの、反応がない。
おまけに中は真っ暗だった。
なんかヤバそうだったので俺とエリは急いで外に出た。
うん、ヘタレだな。
「さて、これからどうしよう?」
カラオケに行く事になった。
荷物が重くて呻いていたら、エリが「お礼に後でマッサージをしてあげるよ」と言ってくれた。
無事にカラオケに着く。受付を済ませて部屋に入って、暑かったのでTシャツ一枚になった。
エリも暑そうだったので「上、脱いだら?」と言った。
俺に促されて服を脱ぎ始めるエリ。
なんとこの女、服を五枚も重ね着していた。
そりゃ暑いわ。
それをエリに見せると、掌で摩ってくれた。
そして約束通りマッサージ…をしてもらう前に、俺は煙草の先から葉っぱを取り除いてハーブを詰めたものをキメた。
俺とエリが買ったハーブをエリが適当にブレンドしたものなんだが、これまでにないキマり方だった。
エリにも促し、同じようにハーブをキメていた。
頭がフワフワする…
Oh・・・。
ここから徐々に大人しかったエリが豹変していく…それはもう少し先の事なんだが…
本当ならオイルでマッサージをしてくれるはずだったんだが、荷物を探しても見つからなかったので、左手から左腕にかけて保湿クリームのようなものを塗りたくられた。
普通?のマッサージみたいだったが、やたらと気持ち良い。
フワフワの頭で、俺はエリに身を委ねた。
おまいら「バスソルト」でググってみ?
人体への影響の怖さが解るぜ
俺なんかでも辞めれて真っ当に年収2千万稼いでるんだから、おまいらも生き方変えれ
落ちたら知らん
正直、あまり記憶が無いんだが…
エリは俺の左に座ってマッサージをしてくれていた
手、腕…腕をマッサージしてもらっていた時、俺は手の置き場に困っていた
エリの太ももに手を置けたら楽なんだが、クリームがスカートに付いてしまうし、他にもいろいろと拙いだろう、
と…
そしたら「手、置いても良いよ」と言ってくれた
少し申し訳なく思いつつも、俺はエリの太ももに手を置いた
たまらん…
この辺りからエリがおかしくなってきた
「感じるだろう?命の力」
とか
「あんたにもできる。もう覚えたでしょ?これで誰かを幸せにしてやりな」
みたいな電波な事を言い出した
でもその時の俺には、エリの声が、言葉が天使の囁きのようだった
エリの言う事なら何でも聞けそうな気がした
マインドコントロールって、こうやってやるのかな
耳元で囁かれた時は、メチャクチャ感じてしまった
声を間近で聞くだけで身体がピクピクする
「俺はこの女を愛してるんだ」とか「この女が欲しい」とか、マジで考えてたなー
マッサージが気持ち良過ぎて力が抜けてた
エリの背中に腕を回してみる
そうしたら、背骨と背骨の間を指で押すように言われた
押してみる
感じているようだ
喘ぎ声が聞こえた
エリも同じ事を俺にしてくれた
確かにメチャクチャ気持ち良かった
俺は情けない声を上げまくっていた
俺は抱き合いながらそれを舐めていた
マッサージが終わった時に、ほっぺにチュッとされた
ああああああ、めっちゃチューしたいいいいいいい!!!!!!
その後も何度かチュッはされたが、口にではなくて悶々としていた
それから何曲か歌った
ただ、書き溜めが消えたってか、保存されていなかったのでゆっくり書いて行く
「もっと」と言うと、ディープキスになった
舌と舌を回して擦り合わせるような、濃厚なディープキスだった
ハーブが入っていたのもあって、凄くエロく感じた
それからしばらくイチャイチャしていたら、エリが「あんたの欲望、あたしの身体で受け止めてやんよ!!」みたいな事を言い出した
うん、つまりセックスですね
>あんたの欲望、あたしの身体で受け止めてやんよ!!
怖い・・・w
マジでこれに近い事は言ってた
ハーブで記憶は曖昧だったけど
エリの服を脱がせた
肌がめっちゃスベスベで綺麗だった
おっぱいは大きくなかったが、乳輪が小さくて乳首も綺麗だった
感度も…まあまあかな?
カラオケだったから飲み物には不自由しなかった
あまり濡れてはいなかったかなー
「舐めてはくれないんだね…」
と言われたので、クンニもした
ちょっと臭かった…
穴の辺りを舐めたら、血のような…酸っぱい味がした
生理前だったのかな?
カラオケボックスはドアがガラス張りで外から見えるのが嫌だったので、それ以上は躊躇していた
気持ち良かったなー
これが俺の人生初のキメセクだった
腰を振っていたら俺の息子が抜けてしまった
仕方ないので正常位で入れ直した
暗かったのと、手を添えずに入れようとしたのでなかなか入らなかった
それでも無事に合体成功!!
腰を振っていたら、すぐにイキそうになった
「もうイキそう」と言ったら、「駄目!もっと!もっと来て!」みたいな事を言われて、脚と脚を絡め合わせられた
その状態で下で動くエリ…かなり激しい腰使いだった
エリが動くと俺も動いてしまう…
駄目だ、イクっ!!
なんとか息子を抜いてエリのお腹に発射した
うわー、なんか作り話くせーなー
と、書いてる自分でも思う
まあエロはあと一回あるが
ハデスだな
あとスパダをやりながら音楽を聴くのも好きだ
でも動けなくなるからやっぱりハデスだなー
ハデス2ndはウンコみたいな臭いがするから、嫌いな人は嫌いかも
スパダなんて最初期だからもう買えないし
買いだめも残ってないだろ
第五でも出てた
そういえば一度入れようとした時に、あまり濡れていなかったのか痛がられた事があった
それで一度抜いてエリが持ってた保湿クリームを息子に塗られた
丁寧に塗って、手コキもしてくれた
口でしてくれているのかと錯覚する程、上手で気持ち良かった
セックスをしたのは部屋を出る直前だった
なんか時系列順に書いていくはずだったのに、ハーブで記憶が曖昧になってるな…
わかりにくくてすまん…
セックスをした後、しばらくお互いボーッとしていて、会計では4時間半分の料金を取られた
カラオケを出て、飯を食いに行く事に
また沢山の荷物を持って、街に出た
エリはネギ焼きが食べたいと言っていたが、何故か近くにあった居酒屋に入った
何をキメてたんだい?
エリはこのまま旅に出ると言い出した。六月の半ば過ぎに、結婚を約束した相手と会える。だからそれまで旅をすると。
目的地は沖縄…俺にもついて来いと言った。
だが俺は仕事を辞めたばかりで金が無い…その事を伝えると、お金なら自分が持っているし、移動はヒッチハイク、泊まるところは野宿をするからお金も大丈夫だ。だからあんたも一緒に行こうと言った。
正直、俺はめちゃくちゃ考えた。
エリは普通の状態じゃない。最初の方にも書いたように、壊れている。
そんな状態で旅なんてできるはずがない。
女の一人旅なんてもってのほかだ。
ヒッチハイクで俺なんかよりも…もっと危ない男の車に乗ったらどうする?
野宿をしている時に、暴漢に襲われたら…?
めちゃくちゃ心配になった。
誰かが…エリを守ってやらないと…
まあ先にネタバレすると、俺とエリが一緒に旅をする事はなかったんだが。
旅してくれないと話してきに面白くないのだが
それでも続き気になるな
斬新でいいね
フェイクは入れているが、基本的に事実のみを書いているからな…
韓国風素麺以外は普通に美味かったなー
唐揚げもジューシーで美味しかったし
韓国風素麺はピリ辛の汁に何故かイチゴが入っていて、ゲロまずだった…
そして俺は考えた。
エリをこの街に置いて行くのは危険だ。
その時も前日の夜からハーブ屋の前で座り込んでいたわけだし。
一度我が家に連れて帰ろうと。
そこで俺はツレのリョウに連絡をとってみた。
○○まで迎えに来てくれないか?と言うと、リョウはパチンコ中との事…
パチンコが終わったら迎えに来てくれるとの事なので、エリと食事をしながらリョウからの連絡を待っていた。
事情はまだ説明していない。
待ち合わせ場所までエリと一緒に荷物を持って向かい、リョウを待った。
エリにはツレを呼んだ事、そいつは信用できる奴だから心配しなくて良い事を伝え、とりあえず我が家に来るように言った。
後にこの選択が大失敗だったという事に気付く訳なんだが…
十分程待っていたらリョウが来た。
女の子と一緒に居る事、荷物を家まで運んでもらいたい事、詳しい事情は後で話す事を伝え、荷物を車に積んでエリと一緒に車に乗り込んだ。
リョウは何も聞かずに納得してくれた。マジで良い奴。
その時はエリも普通だったんだ。
リョウに対して「すみません」と言っていた。
車の中でエリは眠っていた。
俺とリョウは途中でコンビニに寄り、飲み物を買い込んだ。
そして俺の家に着いた。
エリがハーブを吸いだした。
リョウの前ではやって欲しくなかったんだが…
そこで俺は合法ハーブをやっている事、ハーブ屋の前でエリを拾った事、エリの事をリョウに説明した。
エリは吸いかけのハーブをリョウに渡そうとしたが、俺が止めた。
結局それは俺が吸ったんだが
俺もエリもキマッてきていた。
エリが俺の部屋にあったコンポで音楽をかけだした。
エリはヒップホップが好きらしく、リョウもヒップホップが大好きだったので「この曲良いねー」とか話していた。
この辺りから、またエリがおかしくなった。
曲に合わせて体を揺らし、話す言葉が全てフリースタイルラップみたいになっていた。
窓を全開にして、少しでも煙を吸わなくて済むようにした
そしてしばらくして、リョウは帰って行った
エリはちゃんとリョウに礼を言っていたので、安心した
そして部屋には俺とエリの二人になった
音楽を聴きながらキマッているエリ
呪文のようにラップを歌っていた
そしてまたセックスをした
ゴムを付けようとしたら嫌がられた
なのにイク時は外に出せとは、これ如何に
この時も寝バックだった
もともと早漏な俺だけど、ある程度の我慢はできるんだ
でもエリが相手だとすぐにイッてしまった
こいつの肌はマジでヤバい
ハーブでキマッていたのもあるんだろうけど
起きたのは朝の七時頃だったか
エリは既に起きていた
相変わらずハーブをキメて、音楽を聴きながら歌って踊っていた
そこで突然事件が起こった
突然エリが窓を開けて身を乗り出し、外に向かって大声で歌い出したんだ
「皆私の歌を聴いて!私は歌い手!!」
おいおい勘弁してくれよ…ニコ厨かよ…とか思っている暇は無かった
俺は急いでエリを窓から離し、窓を閉めようとした
そうしたら抵抗されて、また大声で「誰か助けてー!!」と窓の外に向かって叫んだ
なんとかエリの口を塞いで窓を閉め、エリを窓から離して事なきを得たが…
俺が住んでるのは実家なんだよ…それ以上は何も無かったから良かったものの、本当にこの子は壊れているんだと思った
>>133
こえー、、変なの拾うから
壊れてると心配になるのもわかるけどほかにやりようがあったと思うんだが
リョウはマジで良い奴
俺はアレだ…下心もあったからねー
そして一度はセックスした仲だから見捨てる事はできなかったしなー >>134はどうすれば良かったんだと思う?
だろうな
見た目だけはいい女だったに違いない(でなきゃ流石にそんなめんどくさいのを拾わないと思うし)
最初から関わらない事ですね
ハーブ買ってさっさと家に帰ればなんの変化もない日常だったんじゃないだろうか
何か変化が欲しがったなら正解かもしれないし何にしろ自分にはわかりませんね
良い女かと聞かれると、好みは別れるかもなー
スッピンでも見られるレベルだったし、化粧映えしそうな顔だとは思ったが
多分メイクしたらメッチャ可愛いとは思うよー
そかそか、ありがとう
正直に言うと困った事は沢山あったが、声をかけた事は後悔していないんだ
まあ最後まで書けたらその辺は詳しく言うが
すまん、今日はここまでにしておく
明日には全部終わると思う
エリは音楽もテレビも、やたらと大きい音で流したがる
キマッた状態で踊るので、転んだら危ないと思い座らせようとしたら「触るな!」と言われる
ハーブもほぼ吸いっぱなしだったので、取り上げようとしたら「一度ヤッたくらいで彼氏ヅラすんな」とか言われる
いや、二回なんだけど…
そしてエリは俺の部屋で爆音でテレビを観ていた
この時観ていたのはNHK教育だったな
おかあさんといっしょだか、まあ子供向けの番組を観ていた
するとエリが突然泣き出した
話を聞いてみると、昔保育園で働いていた時の子供達の事を思い出したそうだ
頭を撫でて落ち着かせる
落ち着いたかと思ったら「これの振り付け覚えてる!」と言い出して、テレビの中のおにいさん、おねえさん、子供達と一緒に踊り出した
どうやら気分が悪いみたいだった
背中を摩ってやると、お腹をさすって欲しいと言われた
下腹部の辺りを摩ってやる
そのどさくさに紛れて、いろんなところを触ったのは内緒の話
その後も気分が悪そうにしていたので下腹部の辺りを摩ってやると、今度は「触るな!」と怒られた
どうすれば良いんだよ…
それからエリは新聞が読みたいと言い出した
「ニュースなら携帯でも見られるだろう?」と言うと「中央(政府とかそういうものを指してるらしい)やネットに情報を操作されているお前達は云々」「信頼できるのは紙媒体」とかのたまっていた
「今は親父が新聞を読んでいる頃だから我慢しろ」と言ったら、「たかだか新聞ぐらいの事であんたは親にスジを通すんだねー」と言われた
なんかよくわからん
「コンビニで買って来て!」とか言われたがシカトしていた
しばらくすると、エリが「シャワーを浴びたい」と言い出した
我が家は二階建てで、台所の傍に風呂場があった
でも、台所にはかーちゃんが居る…
嫌な予感はしていたが、俺はエリにシャワーを浴びさせる事にした
エリと一緒に一階の台所に降りて行くと、かーちゃんがテレビを観ていた
すると…なんとエリがかーちゃんに挨拶をした…
「ご迷惑をかけてすみません、自己紹介は後でちゃんとしますので…」と
なんだこの女…多重人格か?
というよりも、そういう場面では自我を保つ事はできるらしい
まあハーブでキマッてる時ってそういうものだよな
「かーちゃんの前だけど、さっきの挨拶を見た感じでは大丈夫だろう…」と、タカをくくっていた
台所(ってかダイニング)の床に座り込み、新聞を読むエリ…
かーちゃんの前なんだからせめて椅子に座って読めよ!と思ったが、大丈夫、これくらいは許容範囲内だ…
「中央の情報が知りたい。どこ?どこに書いてある?」
「福島第一原発の4号機の事は?」
…わ~い、よりにもよってかーちゃんの前で電波な事を言い出したよ~…\(^o^)/
「新聞にも載っていないってことは何も無かったって事だろ。良かったな、安心しろ」と強引に納得させ、俺はエリを連れて部屋に戻った
そういえば前の日にカラオケに居た時に「今日の四時半に地震が来る」とか言ってたっけ
時間はズレていたけど、六時前に本当に地震が来てた
特にそれ以上の報道は無かったから、原発に影響は無かったのだと信じたい
いや、あったとしても中央がそれを隠していたら知る事はできないか…
音を小さくしようとしても怒るし、面倒だったので最初のうちは放置していた
通販番組を見ていた時だったかな…夜中に寝て朝も早くに起きたので、俺は眠かったんだ
エリにテレビのボリュームを下げるように言っても聞かないので、イライラが頂点まで達していた俺は「チッ!!」と舌打ちをしてドンッ!という音を立てながら起き上がった
「ヒッ…」と小さな悲鳴をあげ、大人しくなるエリ
俺はテレビのボリュームを下げた
すると泣きそうな声で「お願い…音が聞こえない…もう少しで良いから上げて」と言われた
馬鹿な俺はエリを可哀想に思ってしまい、結局テレビのボリュームを上げてやった
まあさっきまでよりはマシになったので良しとするか
続けて
梅干し入りのお粥を作って持って行ってやった
携帯を弄ったり、荷物を整理したりの合間にではあるが、エリはお粥を食べてくれた
だが、部屋のカーペットの上に零しまくっていた
お陰で今でもカーペットがカピカピやー\(^o^)/
少し残しはしたが、ほとんど食べてくれたのでそこは良しとする
俺はかーちゃんからお遣いを頼まれていた
丁度エリも「食べ物を買いに行きたい」と言っていたので、エリと二人で近所のスーパーに買い物に行く事になった
家を出る前にエリは少しだけ化粧をした
見た目的にはほとんど変わらない薄化粧だが、それでもやっぱり可愛くなってた
スーパーに向かう途中、水溜りがあったのでエリの背中に手を回して水溜りを避けるように誘導しようとした。エリはフラフラ歩いてたからね
すると「触らないで!あんたなんかその他大勢の一人よ。私には結婚する人がいる」と言われた
「それはお互い様。俺も付き合う約束をした女が居るよ」と言うと黙り込んだ
スーパーに着いたエリは、品物の安さに驚いて、めちゃくちゃ買い込んでいた
靴下や下着、保湿クリーム、サプリメント…そして何故かジューサーミキサーや電気ケトルも買っていた
「こんな物どうするんだ?」と尋ねると、「嫁入り道具にする!」と答えた
「んなモン今買う必要があるか?」と言ったら「だって安かったんだもん」との事
買い物カゴいっぱいに商品を詰めたエリ
財布の中を見てお金が足りない事に気付き、俺も立て替えられるほどは金がない事を告げると、近くのコンビニでお金をおろして来た
この時のエリの支払いは二万近かった
「なんかメッチャ見られてるなー」と思ったら、よく見るとこっちも見覚えのある顔だったんだよなー
数年ぶりに再会した友達のお姉さんは結婚していて、旦那さんと子供と一緒に来ていた
俺と一緒に居るエリを見て「ユウちゃん結婚したの?」と言われた
「傍から見れば夫婦で買い物に来ているように見えるのかー、俺ももういいトシだからなー」と、少し複雑な気分になった
中身は残念だが俺的には可愛いと思える女と一緒に近所のスーパーで買い物をした…うん、まあ良い思い出になるんじゃね?
俺はよくお遣いでそのスーパーに行く常連客だから、店員さん達の間で変な噂が立っていないとも限らないが…
昨日の事もあったので、わざわざ心配して連絡してくれたみたいだ
リョウはマジで良い奴!BIG UP!
エリが馬鹿みたいに買い込んだお陰で凄い量の荷物だったので、またリョウに迎えに来てもらう事にした
リョウがスーパーの駐車場に着き、俺とエリは前日と同じように荷物をリョウの車に積み込む
そして我が家まで運んでもらった
それからエリが「家に帰る」と言い出した
ので、リョウにお願いして一緒にエリを送って行く事になった
俺の部屋にあった荷物をリョウの車に積み込む
ただでさえ大きくない軽自動車の中はパンパンになっていた
エリの実家は我が家から車で一時間程の距離のところにある
スマフォで地図を出し、ルートを検索する
エリが「○○(俺がエリを拾った街)に寄って欲しい」と言い出したのでそこを経由する事にした
幸いな事に通り道だったので、それほど遠回りにはならなかった
その途中「ついて来んな!私とあんたは他人。来るなら距離を開けて歩いて」とか散々言われた
あのハーブ屋にはエリの知り合いの店員が居ると言っていたんだが、前日に居た店員は新入りだったから知らなかったらしい
そしてその時も、店に居たのはその新入り(?)の店員だった
だが、その日はもう一人の店員らしき人もカウンターの中に居た
でも完全にスルー
エリよ、本当にあのハーブ屋はお前の知り合いがやっている店なのか?
エリはアラジンシリーズのトリップと名前は失念したがもう一つを合わせて2パケ(6g)、一万円分買って車に戻って行った
俺は前日にも居た店員と少し話し、エリの後を追って車に戻った
…俺、なんでこんな扱いなの?
途中でエリに回転寿司をご馳走になった
店の中でもラップを披露するエリ
うん、もう慣れたから気にしない
リョウの車の中でもハーブを焚きまくるエリ
キマッてきたのか、ラップ風に「今始まる宗教戦争!フリーセックス!合同結婚式!統○協○!大○○法!○価○会!○田大○!日本の危機!」とか言ってた
あと家の近所のスーパーも韓国系だという噂が立っている企業で「韓国マネー!日本の経済を圧迫!」とか言ってたなー
大○○法は幸○の科○の人みたいね
統○協○関係あんの?
が、店を出た後に「やっぱり家まで送って」と言われた。
勘定が終わった後、エリはリョウにガソリン代をいくらか渡していた
俺は何もしていないのに回転寿司をご馳走になってラッキーだったぜ
そしてエリの家に向かう
エリはやっぱり壊れていた
道を右に曲がるのか左に曲がるのか、そんな簡単な事も言えなかった
「ここを左か?」と聞いて左に曲がっても「こっちじゃない!」とか、指で曲がる方向を指しながら「こっちに曲がるぞ?」と聞いても間違っていたりとか、本当にグダグダだった
よくリョウもキレなかったもんだ…
寿司屋に入るあたりからリョウの事をペル(エリ曰く、ONE PIECEのペルに似ているらしい)、俺はゾロ(俺は前日にカラオケに行ったあたりから)と呼んでいたんだが…次の信号を「ゾロの方に曲がって!」とかね…
お陰で行き過ぎたり行き止まりに突き当たったりで、Uターンの連続だった
エリの家の前に着いて、俺とリョウで荷物を下ろして玄関の前に置いていった
荷物を下ろしている時にエリの母親らしき人が出て来たので「こんばんは」と声をかけてみた
だがシカトされた…
子が子なら親も親だよ
その後、エリの兄らしき人も玄関からこちらの様子を伺っていた
手伝えよボケが
いいトシして茶髪とか頭悪そうだな、クズ
母親らしき人が俺達の事を「誰?」とエリに尋ねていたが、エリは「中学の時の同級生」と誤魔化していた
その前にこの状況を見て礼も言えんとはな…
まあ俺達がエリの事を連れ回していたと思われたのかも知れんが
しかもおもいっきり他県ナンバーの車なんですけどww中学の同級生ってwww
なんか最初にリョウに挨拶をした時も、俺の部屋で友達と電話をしていた時も、俺のかーちゃんに挨拶をした時も、俺達の事を誤魔化した時もそうだけど、エリも要所要所ではまとも(?)なんだよなー
まあ二日も一緒に居て、まとも(?)だった場面が数える程しか無いってのもどうかとは思うが…
連絡先は聞かなかったんだ
本人も聞かないでと言っていたしな
結果、返事は来なかった
俺の部屋に忘れ物をしていたので、「持って行こうか?」とも送ったが、それにも返事は来ていない
だが友達は増えていたので、Facebookにログインしていないとか何かトラブルに巻き込まれたという事はなさそうだ
安心した
おわり
ハーブに依存とかあるのね
アンパンでも草でも辞めようと思ったら辞められたから依存する気持ちがわからん
まあ全部書き終われて良かったよ
補完やフェイクは入れてあるけど、エリの言動とかはほとんどこの通りだった
次に来た時に残っていたら、レスを返していくわ
最後まで書ききれたのはお前らのお陰だ
中途半端な終わり方だが、基本的に事実のみを書いていった
あとこれを見て「エリ」に心当たりがある奴が居れば、あいつの事を救ってやって欲しい
あいつを救う為にどうすれば良いのかは俺にもわからんし、面倒な事になるかも知れんが…
一緒に居たのはたった二日だけだったけど、今もどこかで元気にしている事を願う
情が湧いてるなー
窓から外に身を乗り出して歌ってた一件でエリの事がとーちゃんにバレて叱られたけど、エリに声をかけた事は後悔していない
エリ、元気でなー、幸せになれよー
ワロいつつちょっとほろっときたお!
エリの無事を祈ってるお。・゜・(ノД`)・゜・。
「脱法ハーブ」経営者を逮捕=全国初、業務上過失傷害容疑―滋賀県警
http://0taku.livedoor.biz/archives/4214913.html